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こんにちは。ろさぼーです。

今日は

「幸せになる勇気」

の感想を書きたいと思います。

前作「嫌われる勇気」の続編で,

タイトルの通り幸せになるにはどう生きればいいか

対人関係についてどう考えるべきかについてアドラーの教えが書かれています。

(「嫌われる勇気」についても記事を書いていますので是非)

前作と同様,哲人と青年との対話形式であり,

青年が怒りや疑問をぶつけ,哲人が淡々とそれに回答していくといった形で進められていきます。

喜びは対人関係から生まれる

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まず,アドラー心理学では,承認欲求を否定します。

承認欲求にとらわれた人間は,他者から認めてもらうことを求め,

他者の要望に沿った他者の人生を生きることになるからです。


自分の人生の主役は自分です。

また,すべての悩みは対人関係の悩みであるのと同時に,

すべての喜びもまた。対人関係での喜びであると定義しています。

アドラーによると,

幸福とは,貢献感である

と定義します。

我々はみな「わたしは誰かの役に立っている」と思えた時にだけ,

自らの価値を実感し幸福感を得ることができるのです。

幸福は他人に決められるのではなく,

自分がそうおもったらそうなのです。

まさに鴨頭さんのSOSの法則ですね

S そう
O 思ったら
S そう


です。

思ったことは実際にそうなるのです。


※余談ですが,鴨頭さんの講演では,

何かポジティブなことがあると全員で

「せーの,いいね!」

と言っているのですが,

これは他者の承認欲求を満たすのではなく,

言った人も言われた人も自己承認を得て,幸せを得るため

に言っているのかなと思いました。

最後に
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幸せとはSOSの法則です。

他人がどう思おうと関係ない,自分がどう評価するかを中心に生きることが大切なのです。

アドラーの教えは至極当然なのですが,

評価される社会で生きている我々にはいかんせん実行するのが難しいです…

この教えが少しでも広まってくれれば

みんなが幸せになる世界に近づくのではないでしょうか。

みなさんもぜひ。

ではでは。